メンタル・ヘルス研究所日本生産性本部

メンタルヘルス用語集

神経症・ノイローゼ

ノイローゼは心の病気一般をいいあらわす言葉で病名ではありません。ノイローゼとはもともと臓器の故障がないのに機能に異常がある場合の症状のことをさしていましたが、後にフロイトが「神経症」という意味でこの言葉を使うようになり、「心理的な原因によって起きてくる心の病気」という意味になっていきました。神経症には理由がないのに急にドキドキしたり冷や汗が出る「不安神経症(不安性障害)」、自分が不潔な気がしていつも手を洗っていなければ気がすまない「強迫神経症(強迫性障害)」などさまざまなものがあります。「神経症」という表現は精神疾患の生理的メカニズムが解明されるに従って用いられなくなり、アメリカ精神医学会の1980年の分類からは除外されていますが、臨床の中では生き続けています。